エンタメとしての音楽に求められているものは、人々の生活の中に根付いて励まされたり癒されたりすることです。

エンタメの音楽 本当の意味での音楽

エンタメとしての音楽は人々の生活の中にある

テレビの音楽番組が、一頃に比べると視聴率が取れなくなり盛り上がりに欠けていると言われています。
また、CDの売り上げ枚数に関しても、近年は100万枚突破する商品が以前ほど多くはないというのも実情です。

しかし一方では、インターネットや携帯を通じて手軽にアーティストの楽曲をダウンロード購入出来るようになり、売り上げが年々伸びているという一面もあります。
以前のように、日本全体で同じ曲に熱中したり、CDを購入したりするようなことはなくなっても、それぞれにお気に入りの音楽を身近に感じ、手軽に手に入れる時代になっているのです。
そして近年では、幅広い年代の間で着うたが人気となり、最新のヒット曲から定番の名曲まで様々な曲が人々の生活の中に息づいています。


エンタメとしての音楽は、一人一人の生活の中に根付いているものだと言うことを、着うたの人気と共に日々実感しているわけですが、CD業界では相変わらず売り上げが伸び悩んでいることに頭を悩ませているというのも事実です。
そして最近では、特定のファン層を狙ったCD販売が主流で、たとえば同じアルバムでもジャケットを何パターンか制作したり、収録曲を一部変更したり、何か特典を付けたりして売り上げを伸ばそうとしているのですが、熱心なファンの立場からすると、一人で何枚もCDを購入しなければならなくなりCDが発売される度に出費がかさんで困っている人たちも存在しています。

しかし、それでもCDを全て購入してしまうのがファン心理なのですから、今のCD業界は、こうした熱心なファン層によってのみ成り立っていると言っても過言ではないのです。

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